小児矯正｜栃木市の歯医者【大島歯科医院】
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小児矯正とは？
小児矯正が必要な理由とは？
小児矯正は、お子さまの成長段階に合わせて歯並びや噛み合わせを整える治療です。
成長期の歯や顎の発達を活かすことで、将来的なトラブルを未然に防ぐことができます。たとえば、歯が重なって生える「叢生（そうせい）」や、上下の歯が正しく噛み合わない「不正咬合」は、放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、発音や食事のしやすさにも影響を与えることがあります。
お子さまの歯並びや噛み合わせに関わること
子供の歯並びや噛み合わせに影響する主な要因には、次のようなものがあります。
適切なタイミングで小児矯正を行うことが、お子さまの健康な口腔環境を守る第一歩となります。
遺伝的要素
顎の大きさや歯の大きさは遺伝で決まることが多く、親や兄弟に歯並びが悪い場合は注意が必要です。
生活習慣・口腔習慣
指しゃぶり、口呼吸、舌の位置の癖（舌突出癖）は歯並びや噛み合わせに影響します。
虫歯や乳歯が早く抜けた
乳歯を早く失うと、隣の歯が移動して永久歯が正しい位置に生えにくくなります。
咀嚼や姿勢
食べ方や姿勢の癖が顎の発達に影響し、歯並びや噛み合わせの乱れにつながることがあります。
子供のうちに矯正治療を始める3つのメリット
子供のうちに矯正治療を
始める3つのメリット
上あごと下あごのバランスを整える
上あごと下あごの
バランスを整える
顎の骨がまだ柔軟な成長期に矯正治療を行うことで、上あごと下あごの成長バランスを整え、顔の左右や前後のバランスも改善できます。
顎のバランスが整うと、噛み合わせが正しくなり、食事や発音、表情の形成にも良い影響を与えます。早期に顎の成長をコントロールすることが、将来の大がかりな治療を避ける第一歩になります。
歯を抜かずに治療できる可能性が高い
歯を抜かずに
治療できる可能性が高い
成長期に矯正を始めると、顎の発達を活かして歯が並ぶスペースを確保できます。その結果、永久歯を抜かずに治療できる可能性が高まり、自然な歯並びを保ちながら、体への負担も少なく治療が進められます。
口腔機能を改善し、健康的な成長をサポート
口腔機能を改善し、
健康的な成長をサポート
小児矯正では、歯並びだけでなく「噛む力」や「舌の位置」「口呼吸」など、口腔機能の改善も行います。これにより、食事の咀嚼効率が向上し、正しい呼吸や発音をサポートできます。さらに、口腔機能の改善は姿勢や全身の発育にも良い影響を与えることが知られています。早期に治療を始めることで、健康的な成長を総合的に支える効果も期待できます。
小児矯正はいつから始めるのがベスト？
一般的には、乳歯が生え揃った後～混合歯期（6歳〜12歳）が治療開始の目安とされています。この時期は顎の骨がまだ柔らかく成長途中のため、歯や顎のバランスを整えやすく、抜歯を避けられる可能性も高まります。
ただし、あまり早すぎる時期に始めると、永久歯が揃っていないため、治療効果が十分に得られないことがあります。
最も大切なのは、お子さまの成長の状態に合わせて専門医が判断することです。
当院では、定期的な歯科検診を受けながら、矯正が必要なお子さまの最適な開始タイミングを見極めていきます。
当院の小児矯正治療の流れ
初診・相談
初めてのご来院では、お子さまの歯並びや噛み合わせについて丁寧にヒアリングを行います。親御さまからのご相談内容や気になる点をお伺いしたうえで、必要に応じて口腔内の簡単なチェックを実施します。
この段階では、まだ治療を決定する必要はなく、お子さまに最適な治療方法や開始時期についてアドバイスします。
治療前の検査と診断
相談の後、矯正治療を行う場合は、より詳細な検査を実施します。レントゲン撮影・歯型採取・咬合（噛み合わせ）のチェックなどを行い、歯や顎の状態を正確に把握します。
これにより、お子さま一人ひとりに合わせた治療計画を作成できます。
治療中の進行と調整
治療中は、定期的に通院していただき、装置の調整や歯の動きを確認します。ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、装置の種類によって調整方法は異なりますが、お子さまの歯や顎の成長に合わせて微調整を行い、計画通りに歯並びを整えます。
保定装置（リテーナー）で歯並びをキープ
歯並びが理想的な状態になったら、矯正装置を取り外します。その後、歯並びが戻らないようにするための保定装置（リテーナー）を装着します。
保定期間中は、定期的にご来院いただき、歯並びが安定しているかを確認します。この観察は、後戻りを防ぐために非常に重要です。
子供の成長に合わせた小児矯正治療
小児矯正は、お子さまの成長段階に応じて適切な装置や治療法を選ぶことが大切です。
顎の成長や歯の生え変わりのタイミングに合わせることで、より効果的に歯並びや噛み合わせを整えることができます。
乳歯期（3歳〜6歳）
この時期は、まだ乳歯が中心ですが、早期に歯並びの問題や口腔習慣の改善を始めることで、永久歯が正しく生える土台を作ることができます。
顎の成長をサポートし、歯が並ぶスペースを作る装置です。乳歯期から使用することで、永久歯がきれいに並ぶための準備ができます。
夜8～10時間の装着が必要となります。
口呼吸や舌の位置の癖を改善する装置です。正しい舌の位置や口腔習慣を身につけることで、歯並びの乱れを防ぎます。
混合歯期（6歳〜12歳）
乳歯と永久歯が混ざる時期で、矯正治療の本格的なスタートに適した段階です。顎の成長と歯の動きを活かして、歯列を整えていきます。
ワイヤー矯正（マルチブラケット矯正）は歯にブラケットを装着し、ワイヤーの力で歯並びを整えます。
複雑な歯列や噛み合わせの問題にも対応可能です。
透明なマウスピースで少しずつ歯を動かす矯正法です。目立たず、取り外しが可能で、学校生活でも負担が少ない点が特徴です。
インビザラインは食事、歯ブラシ以外ほぼ24時間装着することが必要になります。
永久歯期（12歳〜）
全ての永久歯が生え揃う時期で、仕上げの矯正や噛み合わせの調整を行う段階です。顎の成長が落ち着きつつあるため、精密な歯列矯正を行います。
永久歯の最終的な歯並びや噛み合わせを整えるのに適しています。細かい歯の移動も正確に調整可能です。
顎の成長や噛み合わせを考慮した装置で、正しい咬合（噛み合わせ）の形成をサポートします。
SH療法
SH療法は、舌や唇などお口まわりの筋肉の使い方を改善していく治療法です。就寝時を中心に、1日8～10時間ほど専用の矯正装置を併用して装着することで、歯並びを安定させ、口腔機能を整えることが期待できます。とくに、口呼吸や舌の位置に癖があるお子さまに有効な方法です。
治療後のケアとメンテナンス
矯正治療が終了した後も、歯並びをきれいに保ち、噛み合わせを安定させるためには、治療後のケアと定期的なメンテナンスが重要です。
大島歯科医院では、治療後もお子さまのお口の健康をサポートする体制を整えています。
リテーナー（保定装置）装着後のケア
矯正装置を外した後は、リテーナーを使用して、歯の位置を安定させます。
リテーナーは装着時間や取り扱い方法を守ることで、治療後の歯並びを長期間維持することができます。
定期的な通院でお口のメンテナンス
矯正治療が終了した後も、定期的に通院してお口の状態をチェックすることが重要です。
通院時には、歯並びや噛み合わせの安定だけでなく、虫歯や歯周病の有無も確認します。
このような定期的なメンテナンスを続けることで、美しい歯並びを保ちながら、お子さまの口腔全体の健康を守ることができます。
所在地
〒328-0071 栃木県栃木市大町1-10
交通機関
東武日光線・東武宇都宮線 新栃木駅から徒歩8分
駐車場
12台
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