小児矯正|栃木市の歯医者【大島歯科医院】|土曜日17時まで

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小児矯正とは

成長期の子どもを対象に、永久歯が生えそろう前から歯並びを整える治療を「小児矯正」と呼びます。この治療では、成長中の顎を活かして上下の顎のバランスを整えたり、将来歯が並ぶスペースを確保するために顎を広げたりします。

小児矯正は大きく「第Ⅰ期矯正治療」と「第Ⅱ期矯正治療」の2つの段階に分けられます。大人を対象とする「成人矯正治療」が歯並びを整えることに重点を置くのに対し、小児矯正は成長期特有の顎の発育を活用し、将来歯がきれいに並ぶための基盤を作ることを目的としています。

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治療の流れ

STEP01

初診・相談

矯正治療に関するカウンセリングと簡単な口腔内診査を行った後、治療方針や矯正装置の種類、費用、期間などについて大まかにご説明いたします。ご希望された患者さまのみ、次の段階である精密検査に進んでいただきます。なお、患者さまの状況によっては治療を開始する最適なタイミングでない場合があり、その際は適切な時期が訪れるまで定期的に管理を行います。

当院では、お子様とご両親が矯正治療に対する不安を解消できるよう、丁寧にご質問にお答えし、安心して治療を進められるようサポートいたします。

治療説明写真①
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STEP02

治療前検査

矯正治療を開始する際には、治療計画を立てる必要があります。そのためには、さまざまな分析結果が必要となります。初診時にお伺いした患者さまの情報を基に、まず精密検査を実施し、治療の方針を決定していきます。

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STEP03

診断

精密検査の結果を分析し、患者さまに最適な矯正治療方針を立案します。その際、治療方針や使用する矯正装置、費用、治療期間について詳しくご説明いたします。十分にご説明を行った上で、患者さまのご希望をお伺いし、ご納得いただいた上で治療方針を最終決定いたします。

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STEP04

契約

治療内容や費用について十分にご理解いただいた上で、ご契約となります。この段階では、治療スケジュールやお支払い方法についてもご相談いただけます。当院では、分割払いなどの選択肢もご用意しており、患者さまのご負担を軽減できるよう配慮しております。

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STEP05

第1期治療(小学生〜中学生前期)開始

思春期の成長ピーク前である8〜9歳頃に行う矯正治療を指します。この時期には、基本的に永久歯を抜かずに治療を進めますが、必要に応じて乳歯の抜歯を行う場合があります。

前歯の矯正

前歯の位置や噛み合わせを整える治療を行います。治療後には、歯の後戻りを防ぐための装置を使用します。

軽度の骨格的不調和の修正

成長期を活用して、顎のバランスを整えます。必要に応じて、顔の外側に装着する特殊な装置を使用することもあります。骨格の不調和が大きい場合は、1期治療を行わず、成長の観察を優先します。

不正の改善

歯の萌出方向に異常がある場合など、この時期に修正可能な問題を改善します。

1期治療は、成長期を活かした効果的な治療が可能な時期であり、将来の矯正治療の負担を軽減する重要なステップです。

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STEP06

第1期治療(小学生〜中学生前期)開始

思春期の成長ピーク前である8〜9歳頃に行う矯正治療を指します。この時期には、基本的に永久歯を抜かずに治療を進めますが、必要に応じて乳歯の抜歯を行う場合があります。

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STEP07

第2期治療(中学生後期〜)開始

中学生後期から成長がほぼ終了した成人を対象に行う矯正治療を指します。

仕上げの矯正治療

歯の大きさや顎の発育状態に応じて、歯列の凸凹が重度な場合は永久歯を抜歯して治療を進めます。また、成長終了後に骨格の不調和が大きい場合には、外科的矯正治療が必要となることがあります。この場合、専門の医療機関をご紹介することもあります。成長が終了した後の治療は、歯列や骨格の最終的なバランスを整える重要なプロセスです。患者さま一人ひとりに最適な治療方法をご提案し、きれいな歯並びと機能的な噛み合わせを目指します。

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STEP08

調整

矯正装置を装着後は、定期的に調整を行います。調整は1~2か月ごとに行われることが一般的で、歯に適切な力を加えて計画通りに動かします。調整時には、装置の状態や歯の動きを確認し、必要に応じて調整内容を変更します。

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STEP09

矯正装置撤去と保定装置(リテーナー)装着

歯並びが理想的な状態になったら、矯正装置を撤去します。その後、歯並びが戻らないようにするための保定装置(リテーナー)を装着します。リテーナーの使用方法や装着期間については、丁寧にご説明します。

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STEP10

保定観察

保定期間中は、定期的にご来院いただき、歯並びが安定しているかを確認します。この観察は、後戻りを防ぐために非常に重要です。

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STEP11

通院終了

治療と保定が終了した時点で、通院が終了します。その後も歯並びや口腔内の健康を維持するため、定期検診を受けていただくことをおすすめします。


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小児矯正のメリット

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上あごと下あごの成長をコントロールし、バランスを整えることができる

出っ歯や受け口は、上あごと下あごの位置や成長のバランスがズレていることによって生じることが多いです。上あごと下あごの位置関係にズレがあるお子様の場合、あごの成長をコントロールすることで、骨格的なズレを改善し、上顎と下顎の位置やバランスを整えることが可能です。

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虫歯や歯周病になるリスクを軽減することができる

歯が並ぶことで凸凹が減り、歯磨きがしやすくなります。磨き残しが減ることで虫歯や歯周病のリスクが低下します。また、かみ合わせが改善されることで、歯に無理な負担がかからなくなり、将来的に健康な歯を多く残すことにつながります。

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歯を抜かずに治療ができる可能性がある

あごが小さいお子様の場合、あごの幅を広げたり、奥歯の位置が前にある場合は後ろに下げたりすることで、永久歯が並ぶためのスペースを作ることができます。これにより、健康な歯の抜歯を減らす可能性があります。

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子どものうちに悪習癖を改善することができる

お口によくない癖を早期に発見することで、顎の骨や歯並び、噛み合わせの正常な発育を促進できます。

筋機能訓練によって、お口やその周りの筋肉、舌のトレーニングを行い、正しい機能を習得することで、矯正治療後の後戻りを予防します。

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お口の中の管理ができる

矯正治療を通じて定期的に来院することで、歯科医師によるお口のチェックを受けることができます。これにより、虫歯の早期発見や治療、予防が可能です。また、装置やお子様の状態に合わせた歯磨き指導を受けることで、正しい歯磨き習慣が身につきます。

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小児矯正を始めるタイミング

小児矯正を始めるタイミングについてですが、歯に力を加えて動かし歯並びを整えることができる状態であれば、年齢に関係なく矯正治療は可能です。

矯正治療は、子どもから大人まで幅広い年齢層で受けられる治療ですが、小児矯正と大人の矯正には明確な違いがあります。それは、小児矯正では成長発育を利用できる点です。成長期のお子様の場合、顎の骨が発育途中であるため、上下の顎の成長を促したり抑えたりすることで、骨格の改善が可能です。一方、大人になってからの矯正治療も可能ですが、骨格に大きな問題がある場合は、外科手術を伴わなければ骨格そのものを改善することはできません。

小児矯正は、成長期を活用して骨格や歯並びを整える重要な治療の一つです。早期に治療を始めることで、将来の治療の負担を軽減できる可能性があります。

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小児矯正の種類

インビザラインファースト

インビザラインファースト

インビザライン・ファーストは、乳歯と永久歯が混在する時期に行う矯正治療で、「第Ⅰ期治療」に該当します。この治療は、永久歯への生え変わりが始まる7歳頃から、永久歯が生え揃う12歳頃までを対象に行います。治療期間の目安は1年半です。従来の矯正治療では、拡大床やマルチファミリー、ヘッドギアを使用して歯列を拡大したり、奥歯を後方へ移動させて永久歯が生えるスペースを確保した後、ブラケットを装着して歯を整える流れでした。しかし、インビザライン・ファーストでは、これらのプロセスを同時に行うことが可能です。

インビザラインのメリット

・目立たない見た目

装置が透明で薄いため、装着していても周囲から気づかれることがほとんどありません。特に接客業や人前で話す機会が多い方におすすめです。

・取り外し可能

食事や歯磨きの際には簡単に取り外せるため、普段通りの食生活が楽しめます。また、口腔内を清潔に保ちやすいのも大きな魅力です。

・快適な装着感

ワイヤーやブラケットによる違和感が少なく、痛みを感じることがほとんどありません。

インビザラインが適しているケース

・軽度から中程度の歯列不正

・抜歯を必要としない治療

・矯正中の見た目を気にされる方

ただし、装置の取り外しが可能なため、患者さま自身の管理が重要となります。装着時間が短いと計画通りに治療が進まない可能性がありますので、自己管理が得意な方に向いています。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正

小児矯正でもワイヤー矯正に対応しています。

床矯正

床矯正

床矯正は、特に子どもの成長期に行われる治療法で、顎の成長を促しながら歯並びを整えることを目的としています。この方法では、取り外し可能な装置を使用します。

床矯正のメリット

・成長を活用

成長期の顎の発育を利用して、歯が並ぶスペースを確保します。将来的に抜歯が不要になる可能性も高まります。

・取り外しが可能

食事や歯磨きの際に外せるため、口腔内を清潔に保つことができます。

・コストが比較的低い

他の矯正方法と比べると、治療費が抑えられることが多いです。

床矯正が適しているケース

・子どもの歯列不正

・顎が狭いために歯が並ぶスペースが不足している場合

・将来的な本格矯正の負担を軽減したい場合

床矯正は、子どもが装置をしっかり装着することが重要です。取り外し可能な装置であるため、保護者の方のサポートも必要となります。

SH療法

SH療法

・歯を抜かない治療

歯の抜歯を避け、自然な歯列拡大を促進するため、顎の健康を維持しながら歯並びを整えます。

・取り外し可能な装置

食事や歯磨き時に取り外せるため、日常生活への影響が少なく、口腔内を清潔に保ちやすいです。

・全身への健康効果

歯並びや噛み合わせの改善により、むし歯や歯周病の予防、顎関節症や睡眠時無呼吸症候群の改善が期待されます。

・幅広い年齢層に適用可能

子どもから大人まで、年齢を問わず治療が可能で、成長期の矯正にも適しています。

SH療法が適しているケース

・歯列の幅が狭く、歯が並ぶスペースが不足している場合

・歯の抜歯を避けたい方

・顎の成長を活かした治療を希望する方

バイオビムラー

バイオビムラー

バイオビムラー矯正は、「ビムラー」という機能矯正装置と、「オーバレイ」というプラスチック製の被せ物を併用して行う矯正治療です。取り外しが可能で、主に夜間の就寝時に装着することで、歯並びを整えることができます。

バイオビムラーのメリット

・取り外しが可能

装置は簡単に取り外しができるため、食事や歯磨きの際に邪魔にならず、口腔内を清潔に保ちやすいです。

・痛みや違和感が少ない

固定式の矯正装置に比べて、歯や顎にかかる力が穏やかで、痛みや不快感が軽減されます。

・成長期を活用した効果的な治療

成長期に顎の発育をコントロールすることで、骨格のバランスを整えながら歯並びを改善することができます。

・ライフスタイルに合わせた治療

夜間のみの装着が基本であるため、日中は装置を外しておくことができ、矯正中の見た目が気になる方にも適しています。

・多機能な装置

ビムラー装置は、歯並びの改善だけでなく、顎の成長や噛み合わせのバランスを調整する機能も兼ね備えています。

バイオビムラーが適しているケース

・顎の発育に問題がある場合

顎の成長が不十分であったり、上下の顎のバランスにズレがある場合に適しています。

・歯列不正や軽度の噛み合わせのズレ

歯並びや噛み合わせを自然に改善することが可能です。

・取り外し可能な装置を希望する方

夜間のみ装着する治療法を希望する場合に最適です。

・矯正治療に伴う負担を軽減したい場合

固定式装置に比べ、装着時の痛みや違和感が少なく、負担の少ない治療を希望する方に適しています。

ムーシールド

ムーシールド

ムーシールドは、反対咬合(受け口)の改善を目的とした矯正装置で、特に幼児期の子どもに使用されます。この装置は、夜間の就寝時に装着することで、舌や口周りの筋肉のバランスを整え、自然な顎の発育を促進します。取り外し可能な装置で、痛みや負担が少ない治療法として知られています。

ムーシールドのメリット

・抜歯が不要

装置を装着するだけで治療が進むため、外科的処置や歯の抜歯が不要です。

・自然な顎の発育をサポート

舌や筋肉の力を利用して、上下の顎のバランスを整え、反対咬合を改善します。

・痛みや違和感が少ない

夜間のみ装着するため、日常生活に支障をきたさず、治療中のストレスが少ないです。

・早期治療が可能

幼児期から使用できるため、顎の成長が進む前に適切な対応ができます。

ムーシールドが適しているケース

・幼児期の反対咬合(受け口)

特に、顎の骨格のズレが大きくなる前の初期段階の治療に効果的です。

・舌や口周りの筋肉バランスに問題がある場合

舌の位置が低い、口呼吸が多いなど、筋肉のバランスが原因で反対咬合が起こる場合に適しています。

・外科手術を避けたい場合

骨格の問題が軽度で、非侵襲的な治療を希望する方に適しています。

・夜間装着での治療を希望する場合

日中は装置を外しておけるため、学校や外出中に目立つのが気になるお子様に適しています。

ムーシールドは、早期に反対咬合の治療を開始することで、将来の矯正負担を軽減できる治療法です。保護者のサポートのもと、適切に装置を使用することで、自然な顎の発育を促し、健康的な歯並びを目指します。

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